芦渓までの道中、平和県を目指すも?そして、客家円楼の一つ、世大夫第
前回の記事では行き先違い?でバスを大渓から僅か20分の場所で降りる羽目に
なってしまったところまでお送りいたしました。どうしてだろう?何がいけなかったの?
客家円楼の本をじっくりと眺めてると確かに方向が違うのが発覚した!下の図参照↓
大まぬけです^^海沿いの雲屑県と芦渓ルーチー手前の霞賽鎮を混同するって
そりゃあ車掌さんも早く降りろって言いますわ^^客家円楼 の地図見て仰天^^
雲屑県って上記地図の通り海沿いの街です。それに対して勘違いした霞賽鎮?
車掌さんがもう少し後で料金徴収してたらえらい目に合ってますね?
とにかくバスを降りて先程曲がった交差点付近まで歩きます。
とにかく平和県方面に行かなくては。近くの店の人に聞くと
あっち方面だからここでバスを待っていればいいよって教えてくれたので
とにかく待ちます。暑い!これはキツイなあ。どうやら大渓から平和県方面は
バスが無いのかな?乗る時にしっかりとピンフー平和方面行く?って聞かなかった
自分のミスですね。反省です。
しかし、待てども待てども平和県方面のバスが来ない。バイタクのお兄ちゃんが
60元、約1,000円で平和市まで行くよって一時間以上経ってから声掛けされたけど
ここまで来たら意地でもバスで行くぞ^^ ただ平和県方面のバスは無いのかなって
思ったら反対方向の平和県方面からはバスが2台程通ったので、
こちらも来るはずなんだけどね?
するとミニバスらしき乗り物が向こうで何やら人を乗せてます。
表示も何も無い?よく見ると農村組合らしき名称が?どこから現れたのかな?
ずっと幹線道路を見てたけど脇道からぽっと出てきた様です。
急いで人が乗降してる場所まで行き、どこ行きか尋ねると平和市との事。
やった!ようやくバスが来た!トータル1時間20分程待ちましたよ(^^;)
そして値段は23元、約370円!しかし冷房ついてないなあ。
おまけに走り出して僅か10分で停車場らしき場所で休憩?
どうやらここで20分程度待機するらしい。ってマジですか!
雑貨屋でふて腐れながら5角、8円の激安チョコアイスを食べて休憩?
やっと出発だよ。そして途中で人をある程度乗せると冷房をオンに
してくれた。涼しい(^^;) 最もこんな田舎のボロバスでも冷房を点けてくれるだけ
ありがたいです。それにしてもノロノロ運転だな?ようやく平和市に到着した時は
出発から1時間半も経ってました。たかが50キロ程度の距離なのに。
さてここから芦渓ルーチー方面のバスに乗るには1k程歩かないと。
すると今乗って来たバスの運転手さんが世大夫第なら建物直ぐ後ろにバス乗り場が
あるよ!って言うので行って見ると、確かに市内バスっぽい停車場がありました。
便利になったなあって思ったのもつかの間です。他方面はいっぱい有るのに
世大夫第がある钟腾村(鐘)方面は16時10分発!今14時過ぎですが無理(^^;)
わざわざ車掌室らしき場所で聞き来ました。
仕方なく客家円楼の本を見ながら芦渓ルーチー行きバス乗り場まで
再度歩いて行きます。
そして客家円楼の本の地図を頼りに電電公社らしき建物の中に入り
事情を説明すると、どうやらここで合ってるらしい?オバサンと芦渓方面のバスに
関して話してると 「 あ!ほら!来たよ芦渓ルーチー行きバスが 」 っと
外を見ると確かにフロントガラスに芦渓ルーチーの文字が!
急いで乗り込みます。取り敢えず良かった!市内バスっぽいのも有るけど
16時過ぎじゃあ時間の無駄です。 そしてフレンドリーな車掌さんに
钟腾村の世大夫第って客家円楼知ってる?って聞くと、何と知ってるとの事。
ここまでの道中で一部の人を除いては解らない、我知道、知らないよって
返事ばかりだったのにこれは助かります。
そもそも客家円楼自体、永定や書洋、湖杭、ニャオピンといった
有名観光地でない限り、存在そのものを知らない人が多いので
辿り着くにも一苦労です。 バスは順調に走り世大夫第がある村に到着!
ちなみにバス代金は10元、160円でした。乗車時間は30分強かな?
多少銭いくら?って聞いた時、うーん?っと車掌さん考え込んでたけど
何故ゆえに考え込む必要がある(笑) 距離にして多分20キロ程度なので
多分7-8元が相場でしょうね^^ まあ親切で芦渓ルーチー方面の最終バスの
時間も丁寧に教えてくれたのでOKですけどね^^ さあ本日のメイン世大夫第です。
車掌さんに教わった通りにメイン道路から坂を下だりテクテクと歩いています。
のんびりした田舎らしい風景です。
左手のこげ茶色の円楼が朝陽楼・ 右手にも別の建物が、オレンジ色の建物がそう
ここで平和県は钟腾村にある世大夫第に関する情報を下記にご案内いたします。
中国語ですが、平和县霞寨镇钟腾村という見出しで始まっています。
その他、以前ご紹介した客家円楼の本←岡田健太郎さん作を見てもらえば
詳細が色々と記載されております。
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世大夫第のメインの建物です。外壁の深緑色のレンガは福建省や広東省に 数ある客家円楼でもここだけとの事。
世大夫第の入口に入ると中にまた円楼があり、上記写真が朝陽楼。廃墟ですね
残念ながら先日訪れた、庄上土楼の様に今でも人が暮らしてるという訳では無く
廃墟に近い状態でした。一応、観光客の為にいくつか説明書きがありましたが。
それにしても世大夫第の外壁の深緑色のレンガは見事でした。
相当年季入ってますが、左官職人さんが素晴らしく、丁寧に仕上げた賜物でしょうね。
この三つの石柱は昔ここから三人の官僚が出たという証明世大夫第の大夫とは 官僚の一つのとの事←客家円楼の本より抜粋!
おじいさんがのんびりと鍬を持って歩いている。田舎らしい風景です。 この木にたわわに なっているのはザボンだと思いますが、美味そうですね^^
次回は芦渓ルーチー方面のバスは本当にまだ有るのか?
そして一日がかりでようやく芦渓ルーチー到着!
でも簡単には芦渓ルーチー方面のバスに乗れなかったんですよね
本当に不便極まりないですね(^^;)
宿や夕食、そして次の日に訪れた悶寧楼ジュエニンロウも
夕食前に少しだけ訪れたので、そのあたりをアップします。
いやあ、本当に大渓からここまでの道中は時間がかかり過ぎ。
田舎は本当に今でも不便ですね(^^;)
それでは また^^ つづく
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