滝浦ジャンプー郊外、客家円楼の錦江楼、などなど、
前回の記事では滝浦ジャンプーの旅社に到着し、ムフフな美容院を
見つけたところで一端終わりました。
さて、目ぼしい美容院?を見つけた後、宿に帰る為に再度夜の街を歩きますが
ここでとんでもないミスを犯してしまいました。旅社が見つからない?
それはそれはもう歩きまくりましたよ(^^;) トータルで1時間半も!!
バカですねえ^^ 特に二軽招待所すぐ近くに来てたのにも関わらず
あっちにウロウロ、こっちにうろうろって感じで汗かきまくりでした。
名詞貰っておけばよかった・ そしてコンビニや果物屋さんなど色々な場所で
聞いても埒が明かないのでタクシー運転手に聞いてみた。するとあっさりと
二軽招待所が見つかりました。
この周辺って建物が似通ってます。全く余計な体力を消耗してしまいました
シャワーを浴びてからすぐさまベッドに入り、おやすみなさい!
翌朝はチェックアウトの必要性が無いので、貴重品や荷物は殆ど部屋に
置いて気軽に郊外の村へと向かう事が出来るのがありがたい。
考えてみれば中国へ入ってから深圳のネカフェで泊まって以来ずっと
大渓ダーシー、芦渓ルーチ、書洋鎮と一泊ずつで来ましたので疲労も溜まって
おります。成田空港の免税店で買ったカートン煙草を入れた手提げ袋を
引っさげて早速郊外の村へと行きましょう・
さて、昨日の仙都大飯店の近くまで来たけど朝ご飯をまだ食べてません。
ただ、大通りを歩いていたせいか食堂や屋台が全然無いし?
すると仙都大飯店近くで一軒の食堂が目に入った。お!やってるぞ^^
マントウ饅頭を蒸してるセイロが見えます。早速注文します。
豆乳、菜包(野菜饅頭)、油条お気に入りの三点セットで4元、約65円で満足^^
おー!久し振りに油条を見た。揚げたてではないけど豆乳とマントウ饅頭もあるぞ!
今回はマントウ饅頭ではなくて野菜饅、菜包(ツアイパオ)を注文して、もちろん
豆乳も忘れずに。 お気に入りの中国三点朝食セットのお値段は4元、65円。
安い上に健康にも良いですね。久し振りにフルセット?で食べた。
そして昨日チェックした病院前に到着!
さて、ミニバス直ぐに来てくれるかな?
仏県フォータン行きは割と頻繫に来る様ですが、ここで待ちくたびれるのも嫌だし。
すると、ものの10分弱で仏県フォータン行きが来た。良かったです。
車掌のオバサンが8元だよと言うので支払います。こういう田舎のミニバスは
段々と廃れていくのでしょうね。先日の記事でお話しした通りに公共のバスが
ネットワークを広げているので便利になった反面、寂しい気持ちもあります。
乗車して20分強でまずは旧鎮に到着! ここ旧鎮へは後程来ることに
なりますが、まだ降りません。錦江楼のある示浦シープーはもう少し先です。
そして、旧鎮からさらに田舎道をすっ飛ばす事15分、錦江楼へ向かう
道路との交差点付近に到着!って言うか、車掌のオバサンに錦江楼に行くって
伝えたのにすっかり忘れてた様です・たまたま道路にせり出している錦江楼の
看板を見つけたから良いものの、危うく通り過ぎるところだった。オバサン、
俺言ったのに(^^;) アハハって苦笑い?してたけど^^
錦東村の錦江楼の看板が! 危うくバスを乗り過ごすところだった。
さてさて、客家円楼の本によれば上記写真の看板の左手にある道を歩いて
20分強かかるみたい。ひたすらに歩いて行きます。っとその前に
瑞安楼ルイアンロウという文革期に廃墟になってしまった小さい円楼が
あるとの事なのでちょっと行って見る事に!
しかし、また小雨が降って来た。早く傘を購入しないとね・
多分改築されたのでしょう、思ったより綺麗で整備されている
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上記写真の通りに寄付をした地元名士の名が刻んでいます。周囲にはライチも
たわわになっております。 少しもぎ取って食べてみました。甘酸っぱい!
そういえばライチって6月が季節なんですよね。
瑞安楼ルイアンロウ周辺の畑。ライチの季節だけあってたわわになっております
さて、本命の錦江楼へと向かいます。周辺はいかにものどかな田舎道って
感じで遠くに山々が見えて気持ちがいいです。
そして、歩くこと20分、錦江楼が見えてきた。 こんな田舎にって言うか、
概して客家円楼って辺鄙な田舎の村や辺境の山奥にあるものですけどね。
保存状態は国の文化財に指定されているだけあってかなり整備してあります。
実際に滝浦県やその周辺には円砦がいくつか存在するようですが
一番保存状態が良いのはここ錦江楼だそうです。
現在は老夫婦が管理しているようです。では早速中へ入って見る事に。
錦江楼は三重円の円楼になっております。砦の様ないでたちで
実際に建てられたの明の末から清の時代に福建省の沿岸部を荒らしまわっていた
倭寇(わこう)、要は盗賊から身を守る為に築かれた土楼との事← by 客家円楼
外壁には龍目と呼ばれる銃を撃つための穴があります
この土楼、内部のあちこちに敵から身を守る工夫がされていて
さながら日本の戦国時代にありがちな外敵から身を守る、まさに城の様な
役割が随所に見られました。実際にこの錦江楼は建てられてから
数え切れない程の盗賊の襲撃に遭ったにも関わらず一度たりとも
砦を破られた事は無いそうです。
上記写真の一階部分を歩いているとおばあちゃんが何故か瓜、メロン?を
僕にニコニコしながら差し出してくれました。 ありがとねお祖母ちゃん^^
そして、お爺さんの方が何やら僕に話しかけて来たけど良く分からない?
すると近くに居た観光客らしき若い夫婦の旦那さんが英語で一言!
NO SMOKING!って(^^;) オイオイ^^ それはあんたら中国人に対して
真っ先に言わなきゃダメだろう(笑) 中で吸う愚か者が居るんですね・
次回は東平村にある変わった建築物を見に行きます。
ここまでのアクセスがまた超悪いのなんのって(^^;)
バイタクが有ればねえ、、、
それにしても錦江楼は想像以上に立派な見応えのある
客家円楼の一つでした。保存状態が極めて良いのも
ポイントが高かったですね。
それでは また^^ つづく
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